生産性要件の利用拡大へ――厚労省・労働関係助成金で
2018年06月06日 2時18分
厚生労働省は、労働関係助成金における生産性向上に対する割増し支給制度の活用拡大を企業に呼びかけている。
助成金の申請企業が会計年度の3年度前に比較して1%以上生産性をアップさせた場合、助成率を上乗せするものだが、ここ10カ月間の支給実績は全体で約3000件に留まっている。厚労省では、金融機関との連携強化や生産性要件担当の事業主支援アドバイザーを配置して制度の積極的な周知、活用促進に力を入れ始めた。
情報/労働新聞社